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お庭・シンボルツリーについて


お庭について

庭とは、住宅などの施設内に設けられた、建築物のない広場になります。
おもに、木や植物、草花を植えたり、石などを使い、池や花壇を作り、安らぎや癒しを、与えてくれる場所として利用することが一般的。
住宅内の小さな空間にある庭を「坪庭(つぼにわ)」、本格的に規模が大きく広い庭を「庭園(ていえん)」と呼ばれています。
最近は室内庭園、全く植物を用いない庭(平庭)も、「庭」と言われています。地方、地域によっては屋外にある庭を「ソトニワ」、屋内の土間を「ニワ」と呼ぶところもあります。
「ニワ」とは本来、敷地内で作業をするための実用的な空間のことをいいます。一戸建て住宅の庭は、荷物収納のための倉庫、農家であれば納屋があったり、子供の遊び場になったり、洗濯を干すスペースであったり、家の中では出来ない事ができる空間となっています。
1年を通して様々な役割を行うことが出来る場所でもある。
新年を迎えお正月恒例行事のお餅つきや、お子様の入学、卒業時の家族の記念写真、こどもの日の鯉のぼり、夏期時の自宅でのプールなど、農業が多い地域では、庭を農畜産業として活用するところもあります。

お庭のシンボルツリーとは

シンボルツリーとは、お庭や庭園のシンボルとなる庭木のことを言います。
お庭という空間のなかでフォーカルポイント(注視点、目を引く点)になる場所などに植えるのがポイントです。
何かの記念に植えたり、記念樹である必要もありません。
シンボルツリーにこの木を植えないといけないというルールはありません。
お庭のシンボルになる存在、長いお付きに合いになるので好きな庭木を選んで植えましょう。

シンボルツリーを植えるメリット

お庭をデザインする時に、フォーカルポイントは重要になります。
シンボルツリーをフォーカルポイントに植えることで、お庭全体の雰囲気や、お庭の統一感が生まれやすくなります。
・目隠しとして
シンボルツリーを玄関に植えることで自宅の雰囲気を演出、外からの視線を防ぐ効果もあります。
スモールガーデンや玄関アプローチなど、広くないスペースに庭木を植える場合は、目隠しを兼ねたシンボルツリーを選ぶとよいでしょう。庭木には常緑樹や落葉樹など、いろんな種類、特徴があります。
シンボルツリーを決める前に、それぞれの種類とその特徴やメリットを知っておけば、シンボルツリーを決める時に選びやすいです。

シンボルツリーの種類、特徴

1.常緑樹のシンボルツリー
常緑樹(じょうりょくじゅ)をシンボルツリーにする時の特徴とメリット、デメリット。
【特徴】
常緑樹は文字通り四季を通じて緑の葉を絶やさないことをいいます。
【メリット】
一年を通して緑の葉を絶やさないので、通りからの気になる目線を防いでくれるというメリットがあり、さらに冬でもお庭が寂しくなることがないこと。
【デメリット】
常緑樹の足元は日当たりが悪くなるというデメリットがあり、日光を必要とする草花を育てるなら、常緑樹の足元に植えるのは向いていません。

2.落葉樹のシンボルツリー
落葉樹(らくようじゅ)をシンボルツリーにする時の特徴とメリット、デメリット。
【特徴】
落葉樹の多くは春から秋まで葉を茂らせ、冬は葉を落として休眠します。
【メリット】
落葉樹のよいところは、陽射しが強い夏には葉を茂らせて庭に日陰を作り、
冬には葉を落として庭に陽射しを入れてくれます。
また、木によっては美しい紅葉が楽しめるので季節感を演出することが出来ます。
【デメリット】
落葉樹は冬の間は葉を落としてしまうので、視線を防ぐことができません。
秋の落ち葉掃除が大変でもあります。

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